クリーニング豆知識


 　いつまでも気持ちよく、美しく着るためには、
　　　　　　　日頃のちょっとした手入れが肝心です。

衣類は本来、外界のさまざまな刺激（紫外線、気温、湿度、摩擦、排気ガスなど） からカラダを守り、またカラダから出る老廃物を吸収し、カラダを快適に保つ役割があります。 私たちが快適でいられる分、衣類には負担がかかり、つねに疲労を重ねています。とくに、最近の ファッション性を重視した衣類は、よりデリケートになり、ダメージを受けやすくなっています。 よいコンディションで美しく、長く保つためには、スキンケアと同様のケアが必要。 素材特性を理解することや品質絵表示に従うなど、面倒がらず、大切に扱うこと がなにより必要です。

■ 着用時


●ローテーションを考えて、 1日着たら2〜3日は休ませる。

●なるべく汚さない。

●バッグ等の摩擦やアクセサリー等による引っ掛けに注意する。

■ 着用後


　　●やさしくブラッシングし、衣類についたホコリを払い落とす。

　　　・ブラッシングの順序は、
　　　　表衿→裏衿→肩→袖→前身頃→後身頃
　　　・生地の目にそってブラッシングする。
　　　・ブラシは毛足の長い大きめのものを。

　　●シミのチェックをする。


■ 洗濯・クリーニング

●衣類に余計なダメージを与えないよう、必要最低限にする。

●シミはなるべくはやく、信頼のおけるクリーニング店に相談する。

●汗をかいたら、水洗いできるものはすぐに洗う。


■ 保管


●たたんで保管する場合（主にニット類）は、
型を整えてゆったりとしまう。

●ハンガーは衣類に合った大きさや型を選ぶ。

　・肩幅に合ったもの
　・厚みのあるもの
　・自然体に近い、前方にカーブしているもの。

●通気性のよい場所に保管する。
（必要に応じて除湿剤を使用する。）